Office Guriの諸橋直子です。AEAJ認定アロマセラピーインストラクター資格を保有しています。
我が家にはもうじき13歳になる黒ラブがいます。
私は犬にアロマセラピーを行うことをおすすめしています。
アロマセラピーはもちろん「好きな香りを嗅ぐ」というシンプルな楽しみとしても素晴らしいものですが、精油の特徴や成分を知り、目的に合わせて使いこなせるようになるとさらに便利です。
初心者向けにはラベンダーがおすすめですが、今回は、我が家のように「シニア期の犬」と暮らす飼い主さん向けに、お勧めのアロマ精油をご紹介しますね。
痛みのケアに「アロマセラピー」
私たちは体に痛みがあるときに、鎮痛剤を飲んだり、様々な治療を受けます。それと併用してアロマセラピーの「鎮痛効果」を利用することで、よりうまく痛みと付き合えるようになります。
犬の場合にもこれは応用が利きます。
例えば:
- 椎間板ヘルニア
- 関節症
- 腰痛
- 肩こり
これらは「痛みを伴う疾患」です。
こうした痛みの伴う疾患に「鎮痛作用のある精油」を用いることで家庭でセルフケアを行うことができます。
鎮静作用のある精油リスト
- ラベンダー
- スイートマジョラム
- カモミールローマン
- レモン(ただし、光毒性に注意)
- サイプレス
特にサイプレスは変形性関節症のケアにはおすすめです。
サイプレスでマッサージオイルを作り、脚をやさしくマッサージする方法が家庭ではやりやすいセルフケアになります。
シニア期に入ると、関節の痛みを訴える犬が増えてきます。
痛みがあると、体を動かしたがらない、外に行きたがらない、食欲が減退するなど、犬の生活の質が大きく損なわれます。
こういう場合は、まず動物病院で適切な診断と治療を受けることが第一。
必要に応じて鎮痛剤なども活用し、症状にあわせたリハビリなども取り入れるようにします。
その上で、「香り」を活用した鎮痛ケアも行えると、犬の健康回復のために、家庭で出来ることが増えます。
是非犬のセルフケアに「アロマセラピー」を取り入れてみてください。