コラム

「犬が病気です」と言われたらびっくりしますよね | 慌てないための予備知識

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こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

前回のメルマガで、私が作りはじめた「犬の体とよくある病気を学ぶサイト」をご紹介したところ、いろいろな方が興味を持って訪問してくださったようです。

ところで、なぜこんなサイトを作ったのか?という理由なのですが、「犬が病気です」と急に言われて、びっくりする飼い主さんに

「慌てないで!まずは落ち着いて情報を整理しよう!」

と言いたかったから。

犬が病気って言われるとだいたいみんなびっくりしますよね。でもここが肝心です。犬の病気を受け止め、担当の獣医師と今後の治療方針を話し合うには飼い主さんがまず、冷静であることが大切です。

慌てないためには、病気と犬の体の知識を持つことが大切。それと同時に「犬の年齢はいつか人間を追い越す」と言う事実も受け止めておく必要があります。

今回はこれについて、お話ししていこうと思います。

飼い主にとって犬は子供。でも自分より早く歳をとっていくと言う事実

子犬の頃から飼っていると、その犬が赤ちゃんの頃、本当に小さい時の姿を知っているので

犬はいつまでも子供

と言う感覚が、どうしても飼い主側は抜けません。

気持ちの面では確かに、犬はいつまで経っても子供のようなもの。

一方で、ある地点を境に犬の肉体年齢は私たちを追い越すことがある。

我が家の黒ラブは現在15歳です。生後50日の頃から育ててきました。では現在の肉体年齢は?以前は年齢に「×7」と言うのが一般的でしたが、最近では新たな計算方法の提唱されています。

犬の年齢を人に換算する新たな計算式(酪農学園大学)
https://cvdd.rakuno.ac.jp/archives/3404.html

この新しい計算方法:エピジェネティック時計によると、我が家の犬は現在、人間換算で75歳というところです。私の父が亡くなった年齢が76歳でした。ということはあ、我が家の犬、そろそろ父と同じ年齢に?と思うと感慨深いものがあります。

老犬には特有の可愛さがあり、ファンも多いですが、そこには

「子供のように可愛がり、育ててきた犬がある地点から飼い主の実年齢を追い越し、歳を重ねていくことへの切なさ」

も背景にあるのではないかな、と個人的には思うことがあります。

ここで話を「犬が病気です」と言われてびっくりする!狼狽してしまう!と言う現象に戻します。これはおそらく「自分の子供が病気だと言われたと同じようなインパクト」を飼い主さんが受けているのではないでしょうか。

犬の体を知ろう。そして備えよう。

私たちは、自分が老いていく分には時間の経過とともに、それを受け入れる傾向があります。

20代の頃のように徹夜できなくなった。
30代の頃のように、お肉をもりもり食べるのはもう無理!
(お酒もそんなに量飲めなくなった!)

少しずつ、時間をかけて、ああそういうもんだよね、と自分の体の現実を受け止めることができる。

一方で、犬の体内時計の進行は速いです。

だから子供だと思っていた犬が、「心臓が」「肝臓が」「腎臓が」がと言われると大きな衝撃を受けてしまう。

多くの場合、親は自分が年老いていろいろな病気を抱えることは受け入れやすいですが、自分より若い子供が病気になることを悲しみます。

少なくとも、私自身、現在15歳の我が家の犬が数年前「肝臓の異常」を指摘されときには

「どうして?なぜ、うちの犬が病気に!?」

と、非常に混乱しました。

いつまでも、心の中で犬は「子供」なんですね。

その子供がいつのまにか自分の年齢を追い越し、先を急ぎ、病気を抱えるようになった。その現実を受け止めるのが辛くて軽くパニックになってしまうのかな、と現在では冷静に振り返ることができます。

受け止めるには何が必要か?

犬の体と病気を知ること。知識を蓄えること。それに尽きると私は思います。

「犬」を家族に選んだ、私たちができること

私たちは生物学的な特性上、どうしても私たちより先に歳を取る「犬」を家族に選びました。

それなら、その前提を受け止めた上で、犬の体について知る、よくある病気を知ることは重要です

知識があれば、いざというとき、パニックにならずに済みます。冷静であればあるほど、犬の健康にとって、最適な選択ができます。


大事なのは

「犬の体について、病気について知っておこう!それがいざと言う時に、不安から飼い主を守る」

ということ。

冒頭でご紹介したサイトにも、これについて新しい記事を1つあげておいたので
こちらも読んでみてくださいね。

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