愛犬の元気を守るドッグマッサージ基礎ガイド:自宅でできる目的別ケアの始め方 | ペットマッサージセラピストが解説

愛犬のストレスケア犬との絆を深めるなどドッグマッサージには様々なメリットがあります

この記事ではそんなドッグマッサージに興味を持つ飼い主さん向けに、事前に学んでおくべき基礎知識と初歩的なマッサージをご紹介します

いっぬ君

マッサージって気持ちよさそう!マッサージが好きっていう犬は多いよね。

ぐりさん

犬は撫でられるとか体を触られるのが好きな子が基本多いんだ。だからマッサージはとても良いリラクゼーションになるよ

いっぬ君

とはいえマッサージにも注意点や、やってはいけないことってあるのかな。

ぐりさん

いいところに気がついたね。マッサージを安全に行うためには、やらない方がいい場合や避けるべきケースも知っておくことが大事だよ

いっぬ君

じゃあそこも含めて、詳しく教えて欲しいな!

ぐりさん

了解!基本から解説していくので、ぜひ読んで実際に試してみてね。

この記事の執筆者:AEAJ認定アロマテラピーインストラクター:諸橋直子
愛犬のホームケア Office Guri代表。
日本ペットマッサージ協会認定ペットマッサージセラピスト、SAE認定犬の管理栄養士アドバンス
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目次

犬のマッサージとは? | マッサージが犬に与えるメリット

犬は人に触れられるのが大好きです。犬は元々集団で暮らす動物です。親も子犬の面倒をよく見ますし、子犬同士でじゃれあうことでコミュニケーションを学びます。常に仲間が近くにて、体のふれあいがまめに起こる環境で育ちます。そんな犬たちが、ふれあいを好むのはごく自然なことだと言えます。

そんなふれあいの延長線上にあるのがマッサージです。マッサージは飼い主さんが、血行促進や筋肉の緊張をほぐすなど目的を持って行うものです。しかしながらマッサージのメリットはこうした物理的な効果だけではありません。

飼い主さんと犬が触れ合うことでお互いの信頼感が強められ、幸福感も高まります。このような精神面でのメリットも見逃すことができない大きなポイントです。

またマッサージを習慣化することは、犬が人に体を触られることに慣れる訓練になります。人におとなしく体を触らせる練習を積むことは動物病院受診や治療を受ける場面で有利に働きます。攻撃性が強く人を威嚇してしまうタイプの犬には、必要とする医療が十分に行えないケースもあるからです。

以上のメリット3つをまとめます。

  1. 血行促進、筋肉の緊張をほぐす
  2. 飼い主さんと犬の信頼関係を強め、幸福感を高める
  3. 犬が人に体に触れられることに慣れる訓練になる

犬へマッサージを避けた方が良いケース

メリットの多いマッサージですが、マッサージを避けた方が良い場合もあります。以下の場合はマッサージを避けましょう。

  • 出血がある
  • 骨折・打撲・腫れのある箇所
  • 犬が嫌がる
  • リンパに腫れがある
  • 発熱時
  • マッサージを行う側が疲れている場合

人に触れられることに慣れていない犬はマッサージを嫌がることがあります。無理強いをすると却ってストレスになるため、マッサージを行うのは避けましょう。

また、これまでマッサージを受け入れてきた犬が急に嫌がるようになった場合、痛みや体の不調が原因の可能性があります。早めに獣医師に相談しましょう。

リンパに腫れがある場合は特に要注意

感染症やリンパ腫の可能性があります。速やかに動物病院を受診してください。

普段から犬の体表に近いリンパ節の位置を知っておくと良いでしょう。わかりやすいのは以下の4つです。

  • 頸部(けいぶ)リンパ節
  • 腋窩(えきか)リンパ節
  • 鼠径(そけい)リンパ節
  • 膝下(しっか)リンパ節

飼い主さんのコンディションも大事

マッサージを行う側のコンディションも大切です。疲れている、イライラしている時を避けましょう。行う側に余裕があり、精神的にリラックスできる状態にあることも大切です。

持病を持つ犬への注意点「事前に獣医師へ相談を」

マッサージは正しく行えば犬にとってメリットの多いものです。一方で、マッサージを行う場合、特別な注意や配慮を必要とする犬もいます

疾患を持つ犬の場合がそれにあたります。以下に当てはまる犬へのマッサージは、事前に獣医師と相談するようにしましょう。

  • 心臓病・腎臓病・肝臓病の場合
  • 関節炎
  • 腫瘍

心臓病・腎臓病・肝臓病の場合

マッサージによる血行増進が、上記疾患の場合、体の負担になることがあります。事前に獣医師にマッサージを行う相談をし、行う際は短時間で切り上げるようにします。

関節炎

関節炎が落ち着いている場合、優しく適切なマッサージは痛みの軽減や回復に役立ちます。一方で強いマッサージや関節炎の状態によっては、マッサージはむしろ悪化につながる場合があります。必ず担当の獣医師とよく相談して行うことが大切です。

てんかん

てんかんを持病に持つ場合も、事前に獣医師へマッサージを行なって良いか相談してください。犬にはツボ(経穴。中国古典医学で用いられる鍼灸で刺激されるポイント)があり、てんかん発作の予防に良いとされるものもあります。

腫瘍

腫瘍のある箇所ヘのマッサージは禁忌です。それ以外の部分にマッサージを行いたい場合、事前に獣医師に必ず相談してください。

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